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学術系クラウドファンディング「盆栽の魅力を世界中に届けたい!」のご紹介

今回は、事務局へご連絡をいただいた、研究者の勝村さんと横山さんが挑戦している学術系クラウドファンディング「盆栽の魅力を世界中に届けたい!」をご紹介します。


プロジェクトページより(許可を得て転載)
プロジェクトページより(許可を得て転載)

盆栽の魅力とは何か。

樹形の美しさ、季節の変化、日々の手入れ、長い時間をかけて樹を育てること。どれも盆栽の魅力ですが、それだけでこの文化の全体を説明できるわけではなさそうです。


盆栽への入り口も、人それぞれです。

家族が育てていた。SNSで見かけた。植物や自然が好きだった。あるいは、小さな鉢の中に広がる景色が、なんとなく気になった。


その先には、歴史、美学、経済、産業などが複雑に重なり合う、広大な世界がひらかれています。


お二人はこれまで、国内外のおよそ50名の盆栽愛好家や業者の方々に話を聞いてきました。農業経済学と生成AI、盆栽思想史や美学・芸術思想史に、デジタル・ヒューマニティーズの手法を組み合わせ、BONSAIの実像を多面的に捉えようとしています。


研究の対象となるのは、20世紀初頭に刊行された約300冊の盆栽専門誌です。

誌面に記された「言葉」と、掲載された樹の「姿かたち」を分析し、茶の湯、いけ花、日本庭園、日本画、文学・俳句、能楽などとも比較しながら、盆栽の文化的な独自性を探ります。


さらに、研究成果を論文や書籍の中だけにとどめず、盆栽管理アプリ「JinShari」に取り入れ、実際に盆栽を育てる人々の日常へ還元しようとしています。身近な盆栽雑誌のデータも公式に活用されているそうです。


水を与える。枝を見る。次の手入れを考える。そうした日々の営みに研究の知見が加わり、歴史と現在、研究室と棚場が、盆栽を介してつながっていきます。


考えてみれば、盆栽は、自然と人間とのあいだに成立する懐の広い文化です。


研究を通して、盆栽がどのような新しい姿を見せるのか。まだ見えていないBONSAIの姿が、少しずつ言葉になって現れることを楽しみにしています。



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