
日本小品盆栽協会の沿革

日本小品盆栽協会の沿革
1962(昭和37)年9月
東京アマチュア小品盆栽会が発足。当時の会長は杉本佐七、副会長中村是好、
発起人は無類井政二郎(渓仙)、高木無限、河村与三郎、田代与志の4名。
発会当初の会員は二十数名。
中村是好(1962)『豆盆栽愛好』徳間書店より刊行。
1964(昭和39)年3月
神代植物公園植物会館にて第1回展開催。以後東京都内のデパートで展示会を開く。
1965(昭和40)年1月
新宿京王百貨店で第2回展を開催。
1966(昭和41)年4月
上野松坂屋で第3回展を開催。
杉本佐七(1966)『趣味の小もの盆栽―百人百樹』光芸出版より刊行。
1969(昭和44)年
杉本佐七翁逝去、中村是好会長となり日本小品盆栽会と名称変更。
1971(昭和46)年2月
日本小品盆栽会として、第1回全国小品盆栽名品展を新宿伊勢丹にて開催。
1973(昭和48)年8月
主婦の友社出版局調べによると会長は中村是好、副会長に明官俊彦、大野彰夫の2名。陳列、会誌の発行、教室を洗足池風致協会2階で実施、翁寿司で交換会を行う。この時期に、横浜支部(横浜一砂会)、栃木支部(しもつけ小品盆栽会)、広島支部(広島小品盆栽会)を確認できる。
1977(昭和52)年1月
日本小品盆栽協会と改名。
中村是好会長、大野彰夫副会長。会員は1300名の規模で、毎年2月に全国小品盆栽名品展、会誌の発行、交換会、支部の設置を行った。
同年暮の樹石社アンケートによると、東京支部、横浜支部(一砂会)、尾張支部(総合盆栽新緑会)、岐阜支部、伊賀支部(三重小鉢会)、広島支部(広島小品盆栽会、日本小品盆栽会広島支部として昭和48年~50年まで活動)、山口県支部(山口県小品盆栽会)、九州支部(九州小品盆栽会)、桐生支部、栃木県支部、秩父支部、埼玉県南支部、相模支部、小田原支部、浜松支部、石川支部、を確認できる。
東京支部は地域に支部のない会員を受け入れ、500名の規模となっている。
(続く)
2025(令和7)年現在
会長 岡崎紀
副会長 土屋憲三